Tanti Anni Prima

雑食なエンジニアの本棚

【蔵書No. 29】成功するために何を考えるべきか | 月の商人

日々暮らしていて、自分の現在の状態が「上手くいっている」「成功している」と見極めるのはなかなか難しそうだ。むしろ生きていれば「上手く行っているかどうか分からない」という時間が人生の大半を占めているようにも思える。だがどんな時でも、世の中で…

【蔵書No. 28】本当に怒らせてはいけない人 | 52ヘルツのクジラたち

52ヘルツのクジラというのはクジラの中でも特異な存在らしい。一般的なクジラは普段10~39ヘルツの範囲で鳴いている。それに対して52ヘルツというのは明らかに高い周波数である。楽器に例えるとチューバの最低の音よりもわずかに高い(「いや低いやんけ」と…

【蔵書No. 27】プロジェクト管理術のアップデート | ProjectManagement進化論

社会人になって企業で働くと、規模の大小問わず組織のプロジェクトに参入することがあるだろう。自分は複数の企業を練り歩いたわけでは無いので詳細は分からない。だが、当初定めたはずの開発日程や計画が遅れてしまうというのは日常茶飯事なのではないだろ…

【蔵書No. 26】御御御付はやっぱり最強説 | 一汁一菜でよいという提案

平日の社会人はとにかく食事に割く時間がない。朝起きるとすぐに出発までのタイトな時間で朝食の準備をしなければならない。そして夜帰ってきたら帰ってきたで、献立を考えつつ、あまり夜遅くならないようにと急いで料理をしなければならない。独身に限らず…

【蔵書No. 25】ビジネス書のハードル | 世界の起業家が学んでいるMBA経営理論の必読書50冊を1冊にまとめてみた

最近は読書にも慣れ、電車の通勤時間がそこそこ長いこともあって読書量が格段に増えてきた。だがその中でもビジネス書の量は圧倒的に少ない。非常に言い訳がましいかも知れないがその理由は、どのビジネス書も同じようなことを書いているように見えてしまう…

ジョン・ウィリアムズの音楽

「ジョン・ウィリアムズ」偏見だが日本ではこの名前を聞いてピンと来ない人は意外といるんじゃないだろうか。だが、彼の功績を知らない人はいないはずだ。ジョン・ウィリアムズはアメリカの作曲家であるが、「スターウォーズ」「ハリー・ポッター」「ジュラ…

【蔵書No. 24】天然物>人工物? | 魚ビジネス

日本の各地でフレッシュな魚料理に舌鼓を打つ度に考えることだが、地元が魚の名産地である人は苦労することが多いのではないだろうか。というのも、幼いころから美味しすぎる魚を食べ続けていると舌が肥えに肥え、これがスタンダードなのだと思い込んでしま…

【蔵書No. 23】人生で最もお金を費やすもの | 下流の宴

この作品をドラマで見たのは2011年頃だったと思う。当時はあまり読書もしていなかったため、今も昔も有名人なはずの林真理子氏の存在も知らなかった。当時ドラマ自体は割とありふれている設定に思えたのだが、妙なリアルさがあり、謎の惹き付ける力があった…

【蔵書No. 22】弱い自分を認めること | 自分の中に毒を持て

岡本太郎氏は、大阪万博のシンボルとして有名な太陽の塔の制作者であり、「芸術は爆発だ」という名言を残した人物として有名である。しかし自分の中ではその2つの情報のインパクトが強すぎて、岡本太郎氏本人についてあまり深掘りしたことがない。当然、本人…

ガルシア&ハンブルク交響楽団コンサート

ここ数年でコロナが緩和して数々のクラシックのコンクールが息を吹き返してきたが、自分の中では2021年のショパンコンクールを超えるアツい闘いは未だない。それは自分がショパンが好きという理由のみならず、やはり当時スター性を有するコンテスタント達が…