Tanti Anni Prima

雑食なエンジニアの本棚

2022-01-01から1年間の記事一覧

【蔵書No. 7】コオロギフードはどこまで凄いのか | 最強の食材コオロギフードが地球を救う

珍味として有名な昆虫食だが、それが実は地球上の食料危機を救う期待の星であることはあまり知られていない。 「なぜ昆虫?」と思うかも知れないが、昆虫は今日では無印などの有名店にも置かれるほど浸透しつつある立派な「食材」だ。 中でもとりわけコオロ…

【蔵書No. 6(続篇)】語彙を上手くアウトプットするには | 語彙力こそが教養である

語彙のアウトプットは難しい。普段色々なメディアに触れていても、いざその中の言葉を使おうにも、そのことば自体覚えていないことが多い。それに、語彙を誤用すると(大いに)恥をかくことにもなるし、それ以降は難しい言葉を使うことが億劫になってしまう…

【蔵書No. 6】「(語彙力)」という病 | 語彙力こそが教養である

「この人賢いな」と思う瞬間はいつなのだろう。人によっては、相手の意見や考えをすぐに理解できたり、大量の知識を持っていたり、難しい事柄を分かり易く説明できたりする人がそうだと感じるかも知れない。しかし個人的には、語彙力を持つ人もそれにあたる…

エフゲニー・キーシンのピアノ

今までの人生において、クラシック音楽で一番聞いてきたのはキーシンのピアノかも知れない。 中学時代に友人とキーシンの存在を知り、「この世にこんな超絶技巧を簡単そうに弾きこなす超人がいるのか」とドはまりした。 そこからキーシンを聞き続けて、生の…

【蔵書No. 5】料理に学ぶ抽象化の極意 | 料理の四面体

自分は基本的に読書は紙派である。本棚に蔵書として追加されていく達成感があるし、散々言われているが、空間記憶や三次元記憶は確かにあると(現状では)思い込んでいるからだ。しかし徐々にkindleの便利さに気づいてしまい、今や約半数が電子書籍である。…

【蔵書No. 4】「いい人」でいることはもう疲れた... | 「いい人」をやめれば人生はうまくいく

最近は読書メーターが便利で、そちらに備忘録を残すことが多くなった。が、読んだ内容次第では自分の考えがあふれてしまうことがあり、250字では少し物足りない。読書メーターで少しまとまらなかった考えを拾うように、こちらに少しずつ追加していく。(以下…